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水仙の咲き乱れる丘~the Cliff Blooming Sweet Narcissuses

November 15, 2016

 

 

 南北に細長い日本列島は除夜の鐘を号令に南からさまざまな花前線がさざ波のように北へと襞のうねりを送って行きます。

 

しかし、その除夜の鐘を待ち切れずにスタートする冬の花があります。水仙です。

 

 

「日本野水仙」という野生種で、和名を「雪中花」といいます。

 

誰しも寒さの中に身を開くのは嫌なもの。花も同じことです。ですがこの「水仙」、そしてそれに続く「梅」は潔い。

 

寒風の中、ぷるりっ、と蕾を剥きます。

 

なんと健気(けなげ)で可愛いのでしょうか。

 

東北地方では春待ち花だそうです。

 

それが福井の越前海岸では、12月から咲き始めるのです。

 

これはすぐの沖合を対馬海流という暖流が流れているためです。

 

その暖流に暖められた海風のおかげで水仙の根元に霜が降りないからです。

 

この越前海岸の中でも呼鳥門から越廼村居倉までの海岸沿いの急斜面の水仙群生地がとりわけ見事です。

 

決して絢爛ではありませんが、厳冬の烈風に耐えながら咲き立つ清楚なたたずまいが可憐さや奥ゆかしさが見る者の心を揺するのですね。

 

 水仙の歴史は古いものです。

 

定かではないのですが、暖流に乗って水仙の球根が福井に漂着したという中国渡来説があります。

 

水仙の球根は1カ月海水に浸かっていても大丈夫だといいますからこの説、信憑性は高いです。

 

記録では国府(現越前市)の妙法寺から将軍家に毎年水仙が献上されていたという記録があります(室町時代後期の京都・相国寺の公用日記「蔭涼軒(おんりょうけん)日録」)。

 

となれば福井は水仙に関して日本発祥の地かも知れません。

 

もうすぐ、福井の海岸線の丘に水仙の白い花が咲く季節がやってきます。

 

ぜひ、お出かけください。

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